「スクール、独学、SES……調べれば調べるほど、結局どうすれば失敗せずにエンジニアになれるのか分からなくなりますよね」
私は今でこそ、株式会社PRUMでエンジニアとして充実した日々を送っていますが、未経験からIT業界を目指したとき、ネット上の膨大な情報に頭がくらくらしていました。
「ポートフォリオを作れ」「毎日最低5時間勉強しろ」——いやいや、平日とか仕事終わりで疲れ果てて時間取れないし、そもそもパソコンに自信がない自分には無理じゃないかと。
この記事は、かつての僕のように「エンジニアになりたいけど、情報が多くて動けなくなっている人」や「エンジニア転職に向けて動いてるけど、本当にこの道順で正しいのかな」と思われている方に向けて現実的なエンジニア転職ロードマップをお伝えしています。
また、未経験者の教育体制が整っている企業に就職するという選択肢もおすすめしており、なぜおすすめしているのかについても解説していますので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
Step0:まずは「情報収集」を制限しよう
これは既に情報収集を始めている方に対して。その方がまず最初にやるべきことは、実は検索などの情報収集を制限することです。
「え、なんで?情報収集しないと何していいかわからないし、次の行動できないじゃないか」と思うかもしれません。
情報収集することは大切です。ただし、情報を集めすぎることが良くありません。なぜなら次の一歩が踏み出しにくくなるからです。
例えば、「未経験 エンジニア どうやって」「未経験 転職 最短」といったキーワードで検索し続けると、ポジショントークや極端な成功例・失敗例ばかりが目に入りがちです。
「これ本当なのかな」「他の会社だと納得できる答えあるかも」と考えてさらに検索、といったループに陥り、結局どうしたらいいか分からなくなり、余計に動けなくなります。
当時の僕もそうでした。「絶対に失敗しない完璧なルート」を探し求めて、ただスマホで情報を眺めるだけで1ヶ月ほど無駄にしてしまいました。
実際に科学的にも人が処理できる情報量には限界があり、情報が増えすぎると判断が難しくなるという研究結果は有名な話です。
まずは完璧なルートを見つけるための情報収集をやめましょう。情報収集するとしてもせいぜい1,2時間にとどめた方が良いです。
今振り返ると1ヶ月も情報収集したことで、エンジニアになるのに時間がかかったなと反省しました。みなさんも同じことをしないことを願います。
Step1:プログラミングの向き・不向きを確認する
さて、ここでようやくスタートラインに立てます。
最初の目標は、転職を成功させることではなく、「自分がプログラミングに触れてみて、1ミリでも楽しいと思えるか、続けられそうか」を確かめることです。
これはネット上でも各所で言われていると思います。でも最初はこれが本当に大切です。プログラミングを実際に体験すると、向いている人には「楽しい」とか「別に嫌いじゃないな」というポジティブな感情が起こります。一方で、向いていない人にとっては「生理的に無理」とか「じんましんが出た」といった声も聞きます。
そのため、この段階で自分がエンジニアに向いているのか、向いていないのかの選別をすることが大切です。実際に転職した後にプログラミングしてみて、「やばい、向いてない」となると皆さん自身も、採用してくれた企業も誰も得しません。早めにざっくり向き・不向きを確認しておきましょう。
「Progate(プロゲート)」の無料学習サービスで向き・不向きを確認
いきなり高額なパソコンを買ったり、数十万円のスクールに申し込んだりする必要は全くありません。今持っているパソコンで、「Progate(プロゲート)」の無料学習サービスを活用してみてください。
目標は「1日30分だけ触ること」。
最初は「HTML」と「CSS」という言語から始めてみると良いです。黒い画面にコードを入力して答え合わせをしながら、問題を一つ一つ解いていきます。何問か解く中で「結構楽しいかも」「嫌いじゃないな」と思えたら、第一関門は突破です。
HTMLとCSSが一通り終わったら、次は「Java」という言語で問題を解いてみてください。これの道場編以外の基礎的なセクションを一通り解いてみて、「向いてないかも」などの負の感情が自分の中で湧き起こらなければ、エンジニアに向いていると判断して良いと思います。
意味がわからなくても、「意外とパズルみたいで嫌いじゃないな」「とりあえず見本通りに入力して動いた!嬉しい!」という体験ができれば、あなたはエンジニアへの第一関門を突破しています。
Step2:3つのルートを知って、選択して、行動に移す
Progateなどの基礎学習を終えると、「じゃあ、どうやってエンジニアになるの?」という壁にぶつかります。巷には大きく分けて3つのルートがありますが、ここではそれぞれの「リアルな現実ベース」でそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
それぞれのルートの特徴を理解して、ご自身が納得できるルートを選択して、行動に移してくださいね。
ルート1. 独学でポートフォリオ(作品)を作って就職活動
メリット
- ほとんどお金がかからない
高額なスクール代金を払う必要がなく、必要な書籍や動画教材など比較的少ない金銭的コストで済みます。
- 自分のペースで学習やポートフォリオ作りに打ち込める
良くも悪くも学習ペースを管理する人が自分以外にいないので、ご自身の本業やプライベートの時間と相談しながら、自由に学習ペースを決められます。
デメリット
- 挫折しやすい
学習の途中で問題にぶつかったときは一人で対処しないといけません。初心者のうちは「1つのエラーで3日間手が止まる」のが当たり前です。検索のコツもわからないため、質問できる相手がいない独学は、途中で心が折れて挫折する確率が非常に高いです。
- 質の高いポートフォリオを作ることが困難
就職後にいきなり開発させてくれる企業に入るためには基本的に質の高いポートフォリオを作り、面接の場で使用技術や作成背景など説明できることが必須です。また、求められるポートフォリオの質のレベルは昔より上がっています。そのため、レベルの高いポートフォリオを作ることは独学だと困難なことがが多いです。
ルート2. プログラミングスクールに通って就職活動
メリット
- 知識を体系的に学べること
スクールではあらかじめエンジニアになるための知識を体系化した資料として用意されていることがほとんどです。そのため、その資料に沿って学習を進めていけば基礎的な知識は身につけられることができます。
独学だとエンジニアになるための全体像やその中の細かい具体的な知識は自分で拾い集める必要があります。そうなると、知識の抜け漏れが発生したり、情報収集することに時間を取られて肝心なプログラミングの学習スピードが落ちてしまいますが、その心配がほとんどないです。
- 質問できる環境があること
スクールでは講師に質問できる仕組みがあることがほとんどです。そのため、学習の過程でつまづいた部分があれば、講師に直接解決策やヒントを教えてくれるので、安心感があります。
デメリット
- 数十万円という高額な費用がかかる
どのスクールも数十万円かかることがほとんどで、大きな家計の痛手になります。ただ、最近ではスクールによって特定の条件(きちんとスクールを卒業することなど)をクリアすることで、国から補助金を受け取れるケースもあるようです。もしスクールを検討されている方はそのような制度の有無を確認してみるのも良いと思います。
- 0から作るポートフォリオ作成に対するサポートがほとんどない
スクールのカリキュラムをこなせば確実に入社後すぐに開発をさせてくれる企業に就職できるわけではありません。やはりポートフォリオが必要です。ただ、ここでいうポートフォリオはスクールの課題として作成したポートフォリオではなく、自分が0から考えて作ったポートフォリオが必要で、ここは独学で作るポートフォリオと同じです。
なぜスクールの課題として作成したポートフォリオではいけないかというと、求職者の熱意が見えないためです。単にスクールからお題として出されたポートフォリオは受動的に作ったものなので、「なぜそれを作ろうと思ったのか」「どんな課題を解決したいと思ったのか」「そのためにどんな基準で技術選定したのか」といったゴール設定やそのプロセスを通した求職者の熱意が見えません。
その人が本当にエンジニアとして熱意を持って仕事をしてくれるかを多くの企業は見ていますので、やはり自分で0から作るポートフォリオは必要です。
また、そのような0から作るポートフォリオはスクール講師への質問対象外となっていることが多いです。もしスクールを検討する際はどこまで質問できるかも確認しておきましょう。
ルート3. 未経験者の教育体制が整っている企業に就職する
メリット
- お給料をもらいながらエンジニアの研修を受けられる
現場で活躍できる人材になるまではIT業界の職種で仕事をしながら、エンジニアとしての基礎知識、コミュニケーションの取り方、チーム開発方法などを学びます。また、そのような研修制度は社内の福利厚生の一環で提供されることが多く、無料で受けることができ、スクールに通う金銭的コストを払う必要がありません。
- 現場の先輩エンジニアに質問できる
企業に就職することで、実際に開発現場にアサインされている先輩との距離が近くなります。そうなると、先輩にわからないことを質問できたり、実際の開発現場の実情や雰囲気、仕事の進め方など気軽に質問でき、ネットでは得られない生きた情報を得ることができます。
デメリット
- 最初から開発現場に入れるとは限らない
多くの場合、エンジニア未経験者が最初から開発現場に入れることは稀です。理由はシンプルで仕事で成果が出せないからです。一般的に仕事では「限られた期間で要求されたアウトプット(成果物)を出し続ける」ことが求められます。それはエンジニアも例外ではありません。
エンジニア未経験者の多くは「開発経験がない」「チーム開発のお作法や要領を知らない」など、アウトプットを効率的に生み出すノウハウや経験がまだ乏しいです。そのため、お客様からすると「この人に任せて大丈夫かな」「納期遅れになったりしないかな」といった不安を持たれ、結果的に開発現場に入れなくなってしまいます。
- 長期的に開発と関係ない仕事をさせられる可能性がある
よく見かけるのが、「未経験歓迎で数ヶ月の研修で開発現場へ」といった広告を出してる企業です。そういった会社は多くの場合、研修を終えても開発現場に入れてもらえなかったり、入社後1,2年経ってもコールセンターなどで働かされるといったケースもたまに聞きます。そのため、このようなババ企業を引き当てないよう見極めることが必要です。
チーム開発を下積み期間で経験しよう
僕は今の会社で未経験からエンジニアになり、現場を見てきた中で振り返って思うことがあります。
未経験から開発現場で仕事ができるようになるためには、必ず下積み期間が必要です。そしてその期間をいかに意味あるものにできるかが大切だと思います。
下積み期間とは、独学やスクールであれば質の高いポートフォリオを作る期間、教育体制のある会社であればカリキュラムをこなす期間です。
その期間を意味あるものにするうえで、特に重要なのはチームで何かを作り上げる経験ができるかどうかだと感じています。
実際の現場では、一人で開発を進めることはほとんどなく、多くの場合はチームでプロダクトやその機能を開発します。その中で求められるのは、個人の開発力だけではありません。メンバーと話し合いながら物事を前に進めるコミュニケーション力や、チームで成果を出すためのマインドも必要になります。
ただ、独学やスクールでその経験を積むのは難しい部分もあると思います。仮にチームでポートフォリオを作る仲間が見つかっても、転職活動と並行して進めることが多く、早く内定が決まる人とそうでない人の差が出ます。その結果、開発が滞ったり、チーム内で温度差が生まれたりすることも考えられます。
理想は、開発期間中にメンバーが同じ目標に向かって、離脱することなく進める環境です。その点、転職先の企業で整備された教育カリキュラムのもとチーム開発を行う場合、全員がカリキュラム完了という共通の目標を持ちやすく、離脱も起きにくいと思います。
だからこそ、未経験者にとっては、企業の教育環境の中でチーム開発を経験できることが、現場に近い学びにつながるのではないかと感じています。
Step3:おすすめは「未経験者の教育体制が整っている企業に就職する」〜 実体験を元にした当時の選択
3つのルートを紹介しましたが、おすすめは「エンジニア未経験者の教育体制がある企業に就職する」ことです。
なぜこのルートを推すかというと、理由は3つあります。
学習にかかる金銭的コストがないため
会社内部の教育カリキュラムになるので、基本的に社員は無料で受けられることが多いです。そのため、家計を圧迫せずに学習を進めることが可能です。(※会社によっては社員でもカリキュラムの受講料を求める会社もあるみたいですので、必ず志望会社には確認するようにしてください。もちろん弊社は社員ですと無料です。)
質の高い下積み期間を過ごせるため
開発現場に入るためにはそれなりの学習と開発を体験する下積み期間が必要です。下積み期間はここでは2種類に分類すると、独学とスクールなら「ポートフォリオ作成期間」、教育体制が整っている企業なら「カリキュラムを行う期間」です。後者の場合、先ほども触れた通り、チーム開発を同じ目標を持った人と体験できます。また、実際に開発を行っている企業だと直接お客様と接していることから、何が顧客から求められているのかトレンドをすばやくキャッチし、それをカリキュラムに反映させることができます。そのため、カリキュラムが自然にアップデートされやすいため、必然的に質の高い教育を得られる可能性があります。
筆者が実際に経験したため
最後は筆者である僕が実際にこのルートでエンジニアになれたためです。
僕は34歳で製造業界からIT業界へ、今の株式会社PRUMに転職しました。当時は質の高いポートフォリオを作るために数万円の比較的安いスクールでJavaの基礎を固めたあと、ポートフォリオを作りつつ転職活動をしていました。
当時の僕は34歳だったので、未経験の業界に転職するにしては比較的遅い年齢だったので、なんとか早くエンジニアとして実務経験を積みたいという思いで、それが叶う会社を探していました。
しかし、ポートフォリオはほとんど作っておらず、面接を受けては落ちるという日々を過ごしていました。そんなある時、株式会社PRUMを見つけました。始めは「未経験歓迎」、「教育制度が充実している」といったことが書かれており、なんだか胡散臭いと感じていました。
ただ、この会社を色々と調べる中で、元Yahoo!エンジニアが監修した教育カリキュラム、会社のビジョンが「日本のエンジニア不足を解消すること」、Podcastで社長と社員が対談している音声で会社を創業した思いや今後の展望を聞く中で、この会社は他とは違う、ガチでビジョンを実現しようと必死なんだと思いました。
当然ネット上の情報にある一般的に未経験歓迎と書いてるところはやばい、とか、知人からも危ないからやめとけ、と止められたこともあり、本当に悩んだ時期がありました。でも、最終的には先ほどの情報も踏まえて、自分と会社を信じて飛び込む決断をしました。万が一、本当にやばい会社だったらそれを選択した自分が甘かったと反省してまた転職すればいいと考えていました。
結果的に個人的にはやばい会社では全然なく、チーム開発を経験してカリキュラムを卒業し、エンジニアになることができました。僕以外の同期や先輩、後輩も続々と開発現場にアサインされています。
このようにちゃんとした教育体制が整っている会社に就職できると、金銭的コストをなくしつつ、質の高い教育体験を通して、エンジニアになれる道が開かれると思います。
Step4:失敗しない「未経験者への教育」が整った企業の選び方 〜 株式会社PRUMという選択肢
では、未経験者への教育が整った企業かどうやって見抜けばいいのでしょうか?
それは面接やカジュアル面談で直接面接官に確認することです。逆質問の時間を取ってくれることがほとんどなので、その時間を活用して、以下のポイントを確認することをおすすめします。
- 研修は動画を渡されて終わりではないか?
- 先輩に質問できる環境が整っているか?どのような雰囲気か?
- 一緒に切磋琢磨できる同期やコミュニティは存在するか?
- チーム開発を体験ができるか?
- カリキュラム終了後、半年以内の開発現場への参画率はどれくらいか?
もしこの質問に対して答えが詰まったり、違う話にすり替えられたりした時は怪しいと思っていただいていいと思います。
もし、あなたが本気でエンジニアになることを支援してくれる会社を探しているなら、僕がいま働いている「株式会社PRUM」を選択肢に入れてみませんか?弊社では上記の質問に全て答えられます。
手前味噌になってしまいますが、株式会社PRUMは元Yahoo!エンジニアの岩本社長が「世の中のエンジニア不足を解消したい」という思いから立ち上げた会社です。その思いを現実化するために「PRUMアカデミー」という「エンジニア未経験者が一人前になる仕組み」を社員に無料で提供しています。
現にこの仕組みを通して、エンジニアとして活躍している方が何十人もいますので、おすすめです。気になる方は記事下の画像より会社ページに遊びにきてくださいね。
もちろん、弊社でなくても世の中にはエンジニア未経験者のために力を尽くして成長させてくれる会社はあります。ぜひ上記の確認事項を使いつつ、ご自身が納得できる会社選びをしてくださいね。
おわりに:完璧な準備ができてなくていい、まずは一歩を踏み出そう
「もっと勉強して、完璧な準備ができたら転職活動しよう」
そう思って立ち止まっているなら、とてももったいないです。完璧な状態なんて、エンジニアを何年やっていても訪れません。いまの僕でも完璧主義な面があるので、「完璧じゃなくていいから、まずは行動してみよう」と自分に言い聞かせています。結果的に早く行動したほうが人生良くなるなと実感しています。
あなたと同じように悩んで、勇気を出して一歩踏み出し、エンジニアとして活躍している先輩がたくさんいます。 当時の僕と同じように悩むあなたが、エンジニアへの一歩を踏み出せることを、心から応援しています。
「今のままじゃ不安」「エンジニアになりたいけど、何をすれば、、」と迷っているなら、まずは一度、弊社のカジュアル面談で気軽にお話ししてみませんか?ざっくばらんに正直ベースで疑問にお答えします。もし気になった方は以下の画像をクリックして、弊社紹介ページに遊びにきてくださいね。

