Web系エンジニアへの転職を考えるうえで、具体的な年収相場は気になるポイントのはずです。この記事では、フロントエンド・バックエンド・フルスタックといった職種別の年収差から、未経験からのスタート年収と経験を積んだ後の伸び方、年収を上げる具体的な方法までを解説します。
\こんな人におすすめ/
- Web系エンジニアへの転職を考えている、または現職で、具体的な年収相場を知りたい
- フロントエンド・バックエンド・フルスタックなど、職種別の年収差を知りたい
- 未経験からのスタート年収と、そこから年収を上げる具体的な方法を知りたい
- Web系エンジニア全体としては当面需要が続くと見込まれ、年収の伸びしろも期待できる
- 平均年収は、フロントエンド400万〜750万円、バックエンド500万〜800万円
- 未経験1年目は300万円前後、3年目で400万円台、5年目以降で500万円台以上が目安
- 言語の掛け合わせ・上流工程への進出・フリーランス化が年収を上げる主な方法
<この記事もおすすめ!>


Webエンジニアとは?将来性・需要から見る年収の位置づけ

Webエンジニアの定義や職種の全体像は、【完全ガイド】未経験から目指すWeb系エンジニア職種図鑑で詳しく解説しています。ここでは、年収の話をする前提として、需要・将来性を簡単に確認しておきます。
同記事では、職種ごとのAI時代の需要継続性を次のように整理しています。
| 職種 | AI時代の需要継続性 |
|---|---|
| フロントエンド | ★★★★☆ |
| バックエンド | ★★★★★ |
| モバイル | ★★★★☆ |
| フルスタック | ★★★★★ |
いずれの職種も★4つ以上となっており、Web系エンジニア全体としては当面需要が続くと見込まれます。需要が続くということは、経験・専門性を積み重ねた分だけ年収にも反映されやすいということでもあります。ここから、職種別・経験年数別の具体的な年収を見ていきましょう。
Webエンジニアの年収は職種別でどう違う?
<ITエンジニアの職種別年収データ>
Webエンジニアの年収は、担当する職種によって次のように異なります。
フロントエンドエンジニアの年収
フロントエンドエンジニアの年収は、おおよそ400万円〜750万円程度が目安とされています(出典:レバテック)。
ITエンジニア18職種の記事では、フロントエンドの平均年収を460万円としており、この目安レンジの中に収まる水準です。
>>ITエンジニア18職種!仕事内容・年収を一番わかりやすく解説

バックエンドエンジニアの年収
バックエンドエンジニアの年収は、おおよそ400万台〜700万以上が目安とされています。
バックエンドエンジニアは経験年数によって幅が大きい点は共通しています。詳しくはこちらの記事から⇩
>>ITエンジニア18職種!仕事内容・年収を一番わかりやすく解説

未経験からのスタート年収と、経験を積んだ後の伸び方

未経験からWebエンジニアになった場合、年収は次のような段階を踏んで伸びていく傾向があります。
300万円前後(280万円〜350万円程度)が目安です。1年目と2年目で大きな差が出にくい傾向があります

400万円台(400万円〜550万円程度)に伸びるケースが多く見られます。OJTや研修で学んだ知識が実践的なスキルに変わり、一人で機能開発を完遂できる「一人前」として評価され始める時期です
500万円台以上(450万円〜700万円程度)まで伸びるケースが多く見られます
このように、1〜2年目は年収の伸びが緩やかですが、3年目以降に伸びが大きくなる傾向があります。ただし、これらはあくまで目安です。年数そのものよりも、実際にどこまでの業務を任されているかが年収に反映されやすいためそこは注意です。
Webエンジニアが年収を上げる方法

年収を上げる方法は、主に次の3つに整理できます。
- 言語・フレームワークを掛け合わせて専門性を高める
- 上流工程(設計・要件定義)に進む
- フリーランス・副業という選択肢
言語・フレームワークを掛け合わせて専門性を高める
現在の言語・フレームワークの主流を職種別に整理すると、次のような傾向があります。
| 職種 | 主流の言語・フレームワーク |
|---|---|
| バックエンド | Python・Go・TypeScript(Node.js)などが伸びている傾向 |
| フロントエンド | React・Next.js・TypeScriptが主流 |
| モバイル | Swift・Kotlin・Flutter |
現場で評価されやすい資格としては、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・AWS認定・各言語の認定試験などが挙げられます。
AI時代に活躍するだろうスキルについては、あくまで推論であることを前提に触れておくと、
- AIが生成したコードを検証
- 修正できるレビュー力
- フロントエンド・バックエンドを横断できる広さ
- 要件の言語化やシステム全体設計
といったAIが苦手な領域の力が挙げられます。
上流工程(設計・要件定義)に進む
上流工程に進むうえで、「経験年数」はあくまで目安の一つに過ぎません。実際にどこまでの業務を任されていたかによって評価は大きく変わるため、年数そのものより「今どんな業務を担当しているか」を意識してキャリアを積むことが大切です。
上流工程への進みやすさを後押しする要素としては、次のようなものがあります。
- 応用情報技術者試験・PM系資格などの資格
- フロントエンド・バックエンド両方を扱える「言語の幅」(設計時の視野の広さとして評価されやすい)
- 所属する企業形態(SES・SIer・自社開発)
企業形態による違いを簡単に整理すると、
| 企業形態 | 特徴 |
|---|---|
| SES | 客先常駐で下流工程を任されやすい傾向があり、上流に進むには常駐先・案件選びが重要 |
| SIer (元請け・下請け) | 元請けであれば要件定義から関与しやすい一方、下請けは実装中心になりやすい傾向 |
| 自社開発 | ビジネスサイドと直接話す機会が多く、要件定義に関わりやすい傾向 |
企業形態の違いについては以下の記事を参照⇩

フリーランス・副業という選択肢
経験を積んだ先の選択肢として、フリーランスや副業という働き方もあります。ただし、未経験からいきなりフリーランスを目指すのは難易度が高く、まずは正社員として実務経験を積むことが土台になります。
>>【WEBエンジニア】フリーランスとしての働き方とは?やめとくべき?

\未経験転職はこちらをクリック↓/

まとめ
Webエンジニアの年収は、次のように整理できます。
- 職種別の目安:フロントエンド400万〜750万円、バックエンド500万〜800万円
- 未経験からの伸び方:1年目300万円前後→3年目400万円台→5年目以降500万円台以上と段階的に伸びる傾向
- 年収を上げる方法:言語・フレームワークの掛け合わせ、上流工程への進出、フリーランス・副業という選択肢
いずれの方法でも、「年数」より「実際に任されている業務内容」が重視される点は共通しています。


