インタビュー

「PRUMで育ち、PRUMを育てる」
── 等身大のリーダーが語る、挑戦と進化の日々
PRUMの社員紹介シリーズ。今回はエンジニアの數藤 由香里さんにインタビュー。実務未経験でPRUMに入社してから5年。現在はリーダーとしてお客様のプロジェクトを牽引するだけでなく、若手エンジニアの育成にも継続的に取り組み、チーム全体の成長を目指しています。会社の成長を目指し日々奮闘中の數藤に、PRUMの文化、これからの目標について聞きました。
PRUMという組織を一言で表すと?
挑戦に、真正面から応えてくれる場所。
「やってみたい」と手を挙げれば、経験やキャリアに関係なく、本気でチャレンジさせてくれる環境があります。それが自分の成長にも、組織の前進にもつながる…そんな風に感じられる組織です。
進化し続ける時代に、進化し続ける自分を
── 自分はどんな部分で進化し続けていると思いますか?
エンジニアとして日々の業務でスキルが上がっている実感はありますが、それ以上に「人に合わせた教え方」ができるようになってきたと感じています。得意なこと不得手なことは人それぞれあるのですが、まずは成功体験を積んで欲しいので「うまくできたこと」に注目して賞賛するようにしています。教えるためにその人のことをよく知って、考えて悩むことで自分自身の思考もより深まるようになりました。
── PRUMで働く人に共通している“人間力”とはなんでしょう?
社員同士で教え合い、支え合い、学びを共有する文化が根づいていると感じます。
未経験からスタートする人も多く、それぞれが学習や技術のキャッチアップに苦労してきた経験を持っているからこそ、自然と助け合う風土が育まれているんだと思います。
PRUMアカデミーを卒業したメンバーが、今度はメンターとして後輩を支える側に回ることも多く、日々の業務の中でも気軽に質問・相談できる環境が整っています。
── “進化し続ける”ために、今も実践していることはありますか?
IT業界は日々進化しているため、継続的なキャッチアップは欠かせません。私は新しい技術に触れることを楽しみながら、現場でも積極的に取り入れています。学んだことは必ずアウトプットするように心がけており、その手段のひとつとして「人に教える」ことを大切にしています。誰かに伝えることで、自分自身の理解もより深まり、知識が定着していく実感があります。
PRUMの強みとは
── PRUMが他のSES/エージェント企業と違うと自負しているポイントは?
単なるリソース提供ではなく、「育成」を軸に置いているところです。現場で活躍するだけでなく、社内でメンターをする機会があり、若手エンジニアの成長にも携われるのがPRUMの特徴です。また、なるべくチームで案件にアサインするなど、チーム力を活かす文化もあります。
── 個人に限らず“チームで育つ”環境があるのも、PRUMらしいですね。
はい、そうですね。あとは、大企業のように全てが整った環境ではないからこそ、ただ与えられた環境で与えられた仕事をするだけよりもずっとやりがいがあるし、自分たちで職場環境をより良くすることができます。会社を誇りに思うことができるという意味で、とても働き甲斐のある会社だと思っています。
ー PRUMのエンジニア育成方針・技術者教育の強みについて教えてください。
「PRUMアカデミー」では、1年から1年半をかけて、実務に活かせるカリキュラムを提供しています。私自身が経験した「スクールでは足りなかった部分」や「実務で困ったこと」を踏まえて、リアルな学びが得られるよう設計されています。 また、技術面だけでなく、社会人スキルやチームで働く姿勢も重視しています。
技術や開発の考え方などについては、やはり難しいと思うので寄り添いながら話すことを心掛けています。ただ、それとは別に、報告や連絡といった社会人スキルの部分はめちゃくちゃ厳しく言いますね(笑)。技術力がものすごく高くてもそういったことができない人とは仕事がしにくいという実体験があるからです。こういった社会人スキルは「できない」というよりも「知らない」だと思うので、厳しく指摘します。
── ビジネスマンとしての心得、物凄く大切だと思います。技術だけじゃない、“現場で活きる力”が身につくんですね。
クライアントとエンジニアの関係性構築において、大切にしていることは?
クライアントの期待に応えることはもちろんですが、それ以上に「一緒により良い形を模索する姿勢」を大切にしています。たとえば、いただいた要望をそのまま実装するのではなく、背景にある課題や目的を深く理解し、より効果的な解決策がないかを考え、提案するよう心がけています。
また、信頼関係を築くうえでは、できること・できないことを曖昧にせず、誠実に向き合う姿勢も重要だと考えています。実現が難しいことに対しては、正直にお伝えした上で、代替案を提示するなど、最善の方法を一緒に考えることを心掛けています。
「3ing(Growing・Owning・Contributing)」は現場でどう活きているか?
現場では特に Owning(主体性) を意識しています。主体性というと人によって解釈が異なるかもしれませんが、私にとっては「人任せにせず、自ら動くこと」です。たとえば、指示を待たずに自分から仕事を見つけて動く、案件先のリーダーの負担を少しでも減らせるよう立ち回る、真っ先に手を挙げてチャレンジする…そんな姿勢を大切にしています。
そうした動きを続けることで、自然と多様な経験のチャンスが増え、自身の成長(Growing) にもつながります。そしてその姿勢や行動が、後輩の刺激になったり、チーム全体の雰囲気を前向きにするなど、会社への貢献(Contributing) にもつながっていると感じています。
PRUMの中で“成長した人材”の具体事例を教えてください。
成長している人の共通点は「素直さ」だと感じています。たとえば、分からないことを素直に質問できる人、アドバイスを受けたらまずは実践してみる人は、吸収力が高く、成長スピードも早いです。その過程で、自分に合うやり方・合わないやり方も見えてきて、試行錯誤を通じて自分なりのスタイルを確立していくように思います。
また、エンジニアという職種は専門性が求められるため、成長している人は例外なく学習量が圧倒的です。素直に学び、行動し続ける姿勢が、成長の原動力になっていると感じます。
自分の仕事がクライアントの役に立ったと実感した瞬間はありますか?
クライアント様からお褒めの言葉をいただくこともありますが、正直なところ「役に立てた!」と実感できた瞬間は、まだそれほど多くはありません。
私は業務システムの開発に携わることが多く、実際に業務効率化に貢献できている場面もありますが、振り返れば「あのときもっとこうすべきだった」と反省の連続です。 それでも、開発を通じて信頼関係が築け、今も良い関係を続けられているクライアント様が多くいることは、確かな手応えです。それが、少しずつでも信頼に繋がっている証なのかなと感じています。
今後、クライアントとどんな未来を一緒に築いていきたいと考えていますか?
単なる「SES(人材提供)」にとどまらず、クライアントと一体となって価値を創出できるチームとして関係性を築いていきたいと考えています。
PRUMでは現在、AIを活用したナレッジ共有や業務効率化の取り組みも進めており、そうした技術やノウハウをクライアントにも積極的に提供することで、単なる開発支援にとどまらない“共創”のパートナーを目指しています。
長期的には、「このチームとなら、もっと良いものがつくれる」と思っていただけるような関係を築いていけたら嬉しいです。
枠にハマるな、
ぜんぶやろう。
PRUMでの仕事は、自由な発想と、限界を決めない創造力から始まります。
やれることはまだまだあります。
さまざまなことに挑戦し、一緒に成長していきましょう!