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インタビュー

東 尚之介

東 尚之介

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“進化し続ける組織”を内側から支え、推進する。
PRUMのハブが見据える未来

大手SIerで12年にわたり、主に証券系システムの保守・改修に携わり、品質と安定性が求められる現場で着実にスキルを磨いてきた東さん。
PRUMにジョインしてからは、開発部門の統括を中心に、採用・営業・新規事業まで幅広く関わり、いまや会社全体を見渡す“ハブ”のような存在です。
そんな東さんが今、どんな想いでPRUMの未来を描いているのか。じっくり話を聞きました。

PRUMという組織を一言で表すと?

「進化し続ける集団」ですかね。
PRUMは「現状維持」を良しとせず、常に変化と改善を繰り返す組織です。
たとえば、会社の方向性を明確にするMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の刷新、新たな学びのコンセプトとしての”GYM”という取り組みの立ち上げ、評価制度の見直しや、アカデミーのカリキュラムの継続的なアップデートなど、組織全体での変化が日常的に起きています。

社員一人ひとりの挑戦も大切にされており、書籍購入補助制度のように、従業員発のアイデアが制度化された例もあります。
こういった組織開発にも社員が気軽に挑戦でき、個人としても会社としても成長を続けています。

進化し続ける時代に、進化し続ける自分を

── 自分はどんな部分で進化し続けていると思いますか?

仕事に対する視座やスタンスが、大きく変化してきたことが自分の成長だと感じています。

もともとは一人のエンジニアとして、開発案件における必要なタスクに集中する働き方でしたが、今は複数のチームやプロジェクト、組織運営を並行して見る立場になり、業務の幅も判断軸も大きく変わりました。

売上・利益といった数字にも自然と意識が向くようになり、経営的な視点で物事を捉えるようになったのは、自分にとって大きな転換点かもしれません。

また、「会社や上司が何を求めているか」を汲み取り、その意図を考えて動くというスタンスは、振り返れば以前から持っていた価値観だったかもしれませんが、それを明確に自覚し、自分なりの判断基準として腹落ちしたのは、今の立場になってからのように思います。


個人としては、特定のスキルだけで戦うのではなく、状況や組織に応じて自分のスタイルを変えていく柔軟性や、複数の物事を整理・推進していく力が磨かれてきたと感じています。

── PRUMで働く人に共通している“人間力”とはなんでしょう?

学びに向かう姿勢と、周囲への気配りの強さだと思います。
PRUMアカデミーに魅力を感じて入社する人、それをクリアした人たちがほとんどなので、業務外で学習するのが当たり前のものとして根付いています

また、社内アンケートでは「PRUMで一番満足している点」として7、8項目の選択肢がある中で “人間関係” を選ぶ人が7割以上いました。
関係性を大事にしながら、誰かが困っていれば自然と手を差し伸べるような人が多い印象です。

── “進化し続ける”ために、今も実践していることはありますか?

特別なことをしているわけではありませんが、日頃から周囲の人に「自分にどんな期待をしているか」「どこに課題を感じているか」といったフィードバックを積極的にもらうようにしています。

その対話の中で、自分の強みや足りない部分を再認識できたり、「こう動くべきなんだな」と進むべき方向が見えてくることも多いです。

結果として、その積み重ねが自分自身を少しずつ前に進めてくれていると感じています。

PRUMの強みとは

── PRUMが他のSES/エージェント企業と違うと自負しているポイントは?

一番の違いは「人を育てる文化」と「チームで動く意識」が根付いていることだと思います。
PRUMでは、未経験からスタートしたエンジニアが多く活躍しており、社内教育やメンター制度など、育成の仕組みを整えることに大きく力を入れています。
それが単なる仕組みで終わらず、社員同士が自然と学び合ったり支え合ったりする雰囲気があるのが、他社との大きな違いだと感じています。

また、たとえ個人で常駐する案件であっても「孤立させない」ことを徹底していて、目標管理やフィードバック、定期的なコミュニケーションを通じて、チームとして動く意識を持てるようにしています。
単に人を送り出して終わりではなく、その後の成長や活躍までを本気で考えている会社だと思います。

ー PRUMのエンジニア育成方針・技術者教育の強みについて教えてください。

PRUMでは、未経験者を一人前のエンジニアに育てる「アカデミー」を中心に、育成に力を入れてきました。カリキュラムの継続的な改善や、メンターによる日々の支援など、単なる研修にとどまらない実践的な育成が特徴です。

この文化をさらに強化・拡張する取り組みとして、最近スタートしたのが「GYM」という取り組みです。
技術スキルに加え、ビジネススキルやマインドセットも鍛えていく仕組みで、エンジニアとしてだけでなく、社会人としても“進化し続ける力”を身につけることを目的としています。

クライアントとエンジニアの関係性構築において、大切にしていることは?

現場ではエンジニア一人ひとりの対応がそのまま会社の印象になるため、「信頼を積み重ねる姿勢」を大切にしています。目の前の依頼に応えるだけでなく、相手の期待や背景をくみ取って動くことが、結果として信頼や評価につながると考えています。

また、PRUMではただの“作業者”にならず、現場にとってプラスになる提案や改善のアクションを求める文化があります。柔軟性や主体性を持ち、自ら関係性を良くしていく動きができる人が多いのも特徴です。


そうした関係構築ができるよう、普段からエンジニアの状況を細かく把握し、必要に応じてフィードバックや支援を行うようにしています。

「3ing(Growing・Owning・Contributing)」は現場でどう活きていますか?

3ingは、単なるスローガンではなく、PRUMの現場で自然と体現されている価値観だと感じます。

たとえば「Growing」では、案件に必要な技術に加えて、課題発見力や対人スキルといった非技術面を学ぶメンバーも多く、現場での信頼や任される範囲が広がっているケースがよく見られます。


「Owning」に関しては、自分の業務範囲にとどまらず、チームや顧客にとって必要だと感じたことを自主的に引き受けたり、改善提案を行ったりする姿勢が根付いています。


「Contributing」については、Slackなどでのナレッジ共有や、後輩へのアドバイス・サポートなど、日常的な行動に表れており、そうした文化が会社全体の底上げに繋がっていると感じます。

PRUMの中で“成長した人材”の具体事例を教えてください。

とあるプロジェクトに、PRUMから未経験スタートのメンバーで構成されたチームが現場に参画したんです。
そのうちの1人はエンジニア歴2年ほどと経験は浅かったものの、同チームでは最も経験があったこともあり、誰よりも積極的に動き、自ら率先してリーダーの役割を担ってくれました。
技術面だけでなく、チーム全体を俯瞰しながら周囲を巻き込む姿勢が、他のメンバーにも良い影響を与えていました。
人は環境と期待次第で、こんなにも成長できるのだと、あらためて実感した出来事でした。

自分たちの仕事がクライアントの役に立ったと実感した瞬間はありますか?

そのチームに対して、クライアントから「PRUMさんはどんな無茶振りにも、受発注の関係を超えてワンチームで共創してくれる」とのお言葉をいただいたときは、非常に印象的でした。

リーダーを担ったメンバーは、まだ経験2年ほどながらも、どんな難しい要望に対しても前向きに応え、密な連携をとりながらプロジェクトを進行。
「自分たちの想いに共感して、伴走してくれるパートナーでいてほしい」という期待に、誠実さと熱量で応えることができた結果だと思います。

その評価を通じて、PRUMが大切にしている姿勢や価値観がしっかりと伝わっていることを実感できました。

今後、クライアントとどんな未来を一緒に築いていきたいと考えていますか?

PRUMはまだまだ発展途上で、整っていないところもたくさんあります。
でも、だからこそ関わり方次第でいくらでも変えていけるし、自分自身も大きく成長できる余地があります。

周りには学習意欲の高い人が多く、日々刺激を受けられる環境です。
そして何より、人が本当に良いです。社員同士の仲も良く、シンプルに毎日が楽しいです。
会社自体をもっと良く、もっと強くしていこうという空気もあるので、ぜひ一緒にPRUMとともに成長していきましょう。

クライアントの事業・価値観・目指す未来を深く理解し、「この会社と一緒に仕事ができてよかった」と思っていただけるような、信頼と挑戦に満ちた関係を目指していきます。

枠にハマるな、
ぜんぶやろう。

PRUMでの仕事は、自由な発想と、限界を決めない創造力から始まります。
やれることはまだまだあります。
さまざまなことに挑戦し、一緒に成長していきましょう!

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