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インタビュー

岩本 稜平

岩本 稜平

代表取締役/CEO

人とAIが共に育つ組織へ ー PRUMが目指す組織の「進化のしくみ」

PRUM代表取締役 CEO 岩本稜平
エンジニア出身。2019年にPRUMを創業し、現在では70名を超える組織へと成長。
未経験人材の育成からエンド直取引、企業へのAI導入支援まで手がけ、PRUM独自の「THE TECH GYM」文化を推進中。

挫折を越えた先に見えた、PRUMの原点

―― PRUMという会社には、どんな想いが込められているのでしょうか?

僕自身がエンジニアとしてキャリアを始めたとき、 「成長している同期」と「つまずいている自分」を比べて落ち込む毎日でした。分からないことが分からないまま、どうやって進めばいいかも分からなかった。あの時は正直、とてもしんどかったです。だからこそ、「もしあの時、挫折することなく進化しやすい環境があったら変われたかもしれない」と思ったんです。
その想いからPRUMでは、未経験でも挑戦し進化し続けられる場所を創りたいと考えました。

進化を、組織のカルチャーにする。

―― PRUMにおける「進化」とは、どんな考え方なのでしょうか?

「進化」って、特別なことではなくて、昨日の自分より、ちょっと前に進むことの積み重ねだと思っています。
PRUMではそれを、「THE TECH GYM」という仕組みに落とし込み、習慣化とテクノロジーの力をかけ合わせて、日々の進化を支援しています。
変わりたいという気持ちに、正しい方向性と仲間がいれば、人は驚くほど伸びていきます。
そのことを、これまで多くのメンバーが証明してくれました。

―― 今、PRUMが力を入れている「AI」の話にもつながりますね。

はい!最近は「AIをどのように企業で活用するか」が、多くの企業にとって重要なテーマになっていますよね。
僕の考えとしては、まず「組織にAIを実装すること」が本質的に重要だと考えています。
多くの人がAIを、SlackやLINEのように目的があって使うツールと捉えがちです。
よく僕が言うのは、「SlackやLINEは連絡するような目的があって使うツール。でもことChatGPTやGeminiのようなLLM(大規模言語モデル)は、使いこなせるようになること自体が目的や価値になる」ということです。

たとえば、今までレベル1の人が1年かけてやっとレベル2の仕事ができるようになっていたのが、AIと組むことで、いきなりレベル4のアウトプットまで引き上げられる。
この可能性を個人ではなくチーム全体で再現できることが、組織としての進化につながっていくんです。
だからこそ、チームでAIを使いこなす文化を持つことが、これからの本当の競争力になると感じています。

―― 具体的に、PRUMではどうAIを組織に実装しているんですか?

僕たちは今、「Team Craft AI」というサービスを通じて、一企業単位でAIを活用する文化そのものをつくる支援を行っています。
単なるツールの導入ではなく、「AIをどう組織に馴染ませ、誰もが使いこなせる状態にするか」そこに焦点を当てています。
たとえば、教育現場ではよく「聞ける人がいない」「教える時間がない」といった課題が生じますが、TeamCraft AIはその課題を組織単位で解決できます。
独自のナレッジやドキュメントをAIに統合し、社員全員がその知識に即アクセスできるセキュアな環境を整えることで、無駄な時間を削減しながら、優秀な社員のノウハウを新人にも継承できる状態を実現しています。
実際にPRUMでも、社員一人ひとりが日常的にAIを業務に取り入れることで、作業時間の短縮・資料の質の向上・提案力の底上げが起こっています。
そして何より、人にしかできない本質的な仕事に集中できる環境が生まれ、やりがいや働きがいも育っている。離職も減り、社員の自走力も確実に上がってきていると感じています。

―― 会社のカルチャーにも「進化しやすい空気」がありますよね

そこは本当にPRUMの誇りです。
PRUMは、「挑戦に優しい組織」だと思っています。失敗や学びをオープンにシェアできる文化が根づいていて、お互いの進化の過程をリスペクトし合える空気がある。
外部の方から「PRUMって、いい人ばっかりですね」と言っていただけるのは、いちばん嬉しいことですね。

これからPRUMに出会う人へ

僕たちは、「人も、組織も、ずっと進化し続けられる」と信じています。
だからPRUMは、変わりたいと思ったその瞬間から、その人をそしてその企業を全力で支える存在でありたい。
いまのままで十分、そう言える会社も人もいるかもしれません。でも少しでも「このままじゃいけない」「もっと良くできるはず」と思った瞬間に、進化の可能性は、もう始まっていると思います。
それはキャリアの話でも、組織改革の話でも同じです。
どんなにテクノロジーが進んでも、最後に価値を決めるのは人間力
人とAIが共に育つベースを持ったチームこそが、これからの時代に強くなる。
PRUMは、その基盤作りから本気で向き合い、人とAIが共に育つ組織をつくりながら、社会にインパクトを与える会社で在り続けたいと思います。

枠にハマるな、
ぜんぶやろう。

PRUMでの仕事は、自由な発想と、限界を決めない創造力から始まります。
やれることはまだまだあります。
さまざまなことに挑戦し、一緒に成長していきましょう!

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